真の対等性
人は皆対等である。
教養と知性があって、この事に反対する人はいないだろう。
しかし理屈や知性を超えた、実相における対等性を認識するのは難しい。
それは心を浄化して、心の曇りを取らないと見えてこない。
肉眼を越えた視覚は、心のレンズでしか捉えることができないんだ。
この実相の把握は、我々に真の強さの感覚をもたらし、ひいては人間関係についての基本的な常識を覆す。
肉体をベースにした次元での理解は吹き飛んでしまう。
言葉にするとありきたりになってしまうが、大海の水飛沫を自分と思い込むのをやめ、自分は不可欠な部分の総和たる海の一部として存在することを受け入れる事に例えられるかもしれない。